完成作品
STEP.1
構図
画面の下は胴体下の台を少し入れます。上は兜の真ん中の角を少し切って入れます。左右はそれに合わせディスケールで確認。画面の端に意識をおいて構図を決めました。
STEP.2
動き
マルスは動きが美しい彫刻です。頭が俯いた感じを意識しアタリをつけます。
STEP.3
空間/光の流れー1
右側からくる光を意識し胴体の立体感を出しながら全体の空間を捉えていきます。
STEP.4
空間/光の流れー2
更に胴体の描きこみをしていきながら顔に手を入れていきます。ヘルメットから覗いている髪、耳も一緒に描いていきます。目と口などの表情はもう少し我慢しています。
STEP.7
顔の表情
マルスの顔は正直難しいです。似せたいのに似ない。そんなジレンマを抱えながら少しづつ修正を繰り返していきます。ある瞬間、大きな狂いが見えてきたら迷わず直しましょう。形を修正する技術を身に着けると強力なデッサン力になります。
完成
まとめ
見ての通り、顔はかなり苦労しました。マルスの哀愁が感じられるでしょうか?全体的なつながりを損なわない様描き込みました。
完成作品
STEP.1
構図
小さめの石膏像なので上下は少しだけ余裕を持たせていれます。手前の切り口の形はなるべく正確に描きました。顎、奥のボタンの位置は探りながら描いています。
STEP.2
空間/光の流れ
形の変わり目を意識し、正面、側面、上の面、下の面の変化を出していきます。手前の切り口は4B,5B、頭部は2B,3Bを使用しました。形の変わり目は意識的に強くしています。
STEP.3
色幅/反射光
光が直接当たっている所、影の中になるうっすらとした逆光を表現していきます。ティッシュペーパーを使っています。
STEP.4
明るい面の描き込み
カラカラ帝は強面で皺、髭などもあり複雑ですが、丁寧に形を追ってやれば顔の印象は似せ易いです。鉛筆を立てて描く時間を増やします。
完成
まとめ
細かな形を丁寧に描きこむことにより全体の密度も上がります。全体のバランスを何度も見直しながら明るい流れ、暗い流れが美しく表現されているかどうか確かめながら仕上げました。