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石膏デッサン(木炭)ブルータス

白ひげのつぶやき

今回はブルータス! 学生の頃よく描いたな~。制作者はルネッサンスの巨匠ミケランジェロ、晩年の作品なのかな? 顔をほぼ真横までひねったポーズ。このポーズ、ミケランジェロさん好きなんだよなー。ちゃんと首の構造を理解してないとダメな気がする。さあ、描いていくよ!

完成作品

ブルータス 完成(木炭) あとりえの片隅でデッサン道場
石膏デッサン 描き始め

STEP.1

構図

画面の下はギリギリ入れ、上は少し切ります。それに合わせディスケールで左右の入れ方を決めていきます。

進め方

手前の切り口の形はなるべく正確に描きました。あごの位置は探りながら描いています。

ブルータス 描き始め

STEP.2

立体感

形の変わり目を意識し、正面、側面、上の面、下の面の変化を出していきます。

進め方

木炭のみの描写で強弱をつけていきました。形の変わり目は意識的に強くしています。

ブルータス 中盤

STEP.3

光の表現

光が直接当たっている所、影の中にある薄らとした逆光を表現していきます。

進め方

影には、ガーゼ、さっぴつを使っていきます。

ブルータス 中盤

STEP.4

顔の表情

ブルータスはあご、ほう骨がはっていて、ゴツゴツしたイメージです。全体のイメージを損なわないよう描いていきます。

進め方

指でおさえたり、練り消しの先を尖らせ、とっていきます。

ブルータス 終盤

STEP.7

描きこみ

部分の描写をしていきます。手前と奥の違いを意識し形が感じれるように描きます。

進め方

細い木炭、さっぴつ、指、ねり消を使います。奥側の顔は逆行なのでその雰囲気を壊さないよう、ねり消しを使う際は慎重に。

ブルータス 完成

完成

まとめ

顔を似せることに神経を使いました。自分では大丈夫と思っていても案外違っていることの方が多いものです。部分の描きこみに集中し完成度を上げることは重要です。しかし、客観的に良いか否かをチェックする必要があります。

石膏デッサン(木炭)ラボルト

白ひげのつぶやき

今回はラボルト!初めて画塾に行ったとき描いた記憶が・・・「量感でとらえろ!」とよくいわれたな~懐かしすぎるぜ!!だんだん理解できるようになるんだけど最初はよくわかんないんだよなー「量感でとらえろ」が。毎日電車に揺られ画塾に通ってた頃を思い出しながら、さあ、描いていくよ!

完成作品

ブルータス 完成(木炭) あとりえの片隅でデッサン道場

STEP.1

構図

まず画面下の位置を決め、次に画面上の位置を決めます。顎の位置も決めていきますが、ここはまだ決定的な位置ではありません。ディスケールで確認しながら両端もアタリを付けていきます。

STEP.2

プロポーション/比率

プロポーションを探っていきます。首の切れ端、顎、鼻、眉毛の上、頭の上といった具合に下からアタリを付けていきます。見上げの場所なので上に行くほど比率は狭まっていきます。頭の上、眉毛の上、鼻、顎、首の切れ端の逆順でも探りを入れてください。

STEP.3

立体感/面

立体感を出していきます。下の面、右の側面にたっぷりと木炭をのせていきます。見上げている動きが出るよう左右の目尻と目尻に角度をつけています。小鼻と小鼻、口角と口角、耳と耳も同様です。

STEP.4

色幅

色幅を出していきます。STRP.3で大きく影を付けたところにガーゼを軽く当て沈んだ色味を作っていきます。

STEP.5

光の方向性

光の方向性を具体化していきます。鼻の下、顎の下に斜めの影を入れます。右側面は大きく影なのですが、その中には鈍い明りが奥から射してきています。壁からの反射光なのですが、これをうまく表現してやればデッサンがぐーんとよくなります。

STEP.6

顔の表情

石膏デッサンは顔を似せなければいけません。プロポーションと動きがあっていれば、おのずと似るのですが、細部を描き始めていくと細かい微調整が必要です。

STEP.7

描きこみ

最後の追い込みにはいっています。回り込みの表現に時間をかけています。

完成

まとめ

頭の量感を出すのに苦労しました。木炭を尖らせ薄くのせて細部の変化を繊細に表現していきました。

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